こんにちは。
今回はLPIC取得を目標とされるLinux初学者の方に向けて
LPIC Level1を取得する為の勉強方法をお伝えしたいと思います。
目次
LPICとは?
この記事に到達しているということは、すでにLPICとは何なのかを知っている方が多いと思います。
前置きなんか良い!早く合格する方法を教えろ!!という声が聞こえてきそうなので、
LPICについてはおいておき、受験に関する内容をお伝えしていこうと思います。
LPIC Level1を受けるための心構え(最重要)
LPIC Level1を受かるには暗記をするしかありません!
まずはコレを念頭に置きましょう。
LPIC Level1で多く問われるものはLINUXの概念といったものではなく、
LINUXのコマンドやそのコマンドに付随するオプション等です。
出題形式は選択問題が8~9割、記述が1~2割程度です。
記述は選択問題が記述式になったものなので、
暗記していく中でも記述式で出る可能性があることを念頭に置きましょう!
本記事は効率よく暗記をすることで手早くLPICを合格したい方におすすめです。
LPIC Level1を合格するためのタイムスケジュール
LPIC Level1を取得するためには101、102の合格が必要となります。
基本的にはやることは変わらないので、
まずは101で下記のタイムスケジュールをこなし、
合格したら102で同じことを繰り返しましょう!
0~12時間まで【Ping-tを金メダルにしよう】
まずはPing-tの問題を全て金にしましょう!
皆さんはPing-tというサイトはご存知でしょうか?
平たく言うとIT系資格試験向けの学習サイトです。
ここではLPICも載っており、LPIC101はなんと無料で公開されております。
ここの内容を覚えるだけでもかなり合格に近づくことができます。
Ping-tだけでLPIC Level1合格!みたいな記事もあるほどです。
こちらのサイトにまずは会員登録をして、【最強WEB問題集LPIC Lv1-101】を解いていきましょう!
著作権の問題がありそうなのでPing-t内の問題の画像は貼らないですが、
Ping-tでは問題に金銀銅の状態をつけられます。
未回答の状態では銅で、正解すると銀、もう一度正解すると金といった形で
繰り返し学習する形になっております。
FAQ - 最強WEB問題集について - 金銀銅とは何ですか?
まずは問題全てを金にしましょう!
(大切なことなので2回目)
私は暗記が最高に苦手なので12時間かかりましたが、覚えのいい人はもっと早く終わるかもしれません。
13~17時間まで【模擬試験モードで90%以上を安定して取ろう!】
【最強WEB問題集LPIC Lv1-101】には模擬試験モードがあります。
コレは問題がランダムに60問出題されるモードです。
少なくとも3連続実施して、毎回90%以上は取れるようになるまでは繰り返しましょう!
18~19時間まで【コマ問を試してみよう!】
LPICは少ないですが記述式が出ます。
Ping-tのコマ問ではその対策が可能です。
しかし、正直全部のコマンドを記述で覚えるのは効率が悪すぎるので、
1時間位適当にやってみて、理解度と記述式の出題方法の確認程度で良いかと思います。
20~26時間まで【白本を最低2周する】
LPIC合格のための書籍というものが複数あります。
よく聞くものが【あずき本】や【白本】、【黒本】と呼ばれるものです。
その中で私がおすすめするものが、【白本】と呼ばれる「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」です。
なぜ白本が良いのかというと、
LPIC Level1は暗記ゲーであり白本は暗記に1番適しているからです。
そして、Ping-tでカバーされていない範囲の問題が白本に記載されているからです。
実際に私はPing-tと白本でLPICを受験し合格してきましたが、
Ping-tにしかない問題、白本にしかない問題がそれぞれ本試験で出てきましたので、
どちらもを覚えることが合格への1番の近道です。
27~30時間まで【できる限り復習をしよう】
ここまでくればあとは復習あるのみです。
- Ping-tの模擬試験を繰り返す。
- Ping-tのコマ問で記述式の確認をする
- 白本の苦手な問題を復習
試験当日
あとは試験を受けに行くだけです!
焦らずに覚えたものを出していきましょう!
101が合格できたら、次は同じ手順で102も受験しましょう!
まとめ
LPIC Level1は暗記ゲーです!
効率の良い学習教材を駆使して、効率良く合格しましょう!